
みなさんこんにちは。京都市で注文住宅を手掛ける「あまねこう」工事担当の中川です。現在工事中の亀岡市KS様邸にて、屋根の下地工事が進んでいます。今回は「横垂木(よこたるき)」による屋根下地をご紹介します。
横垂木とは?屋根を薄く見せる工法

横垂木は、屋根の端部を通常の縦方向ではなく横方向に施工する方法です。
これにより屋根の厚みを抑えて、外観をスッキリと薄く見せる効果があります。別名「ハシゴ」と呼ばれることもあり、端部がハシゴのように見えることが特徴です。
デザイン性を高める屋根の工夫

建物の外観デザインにおいて、屋根の存在感は非常に大きな要素です。
「切妻」「片流れ」など形状ばかりに注目が集まりがちですが、実は屋根の厚みや見え方もデザインの印象を大きく左右します。横垂木を使うことで、より洗練された印象の外観を実現できます。
現場でのお客様とのやり取り
棟上げの際、お客様が「垂木」と書かれた材料をご覧になり、「これは何ですか?」と質問されました。
その場で横垂木の役割や特徴をご説明したのですが、専門用語が多く少し伝わりにくかったかもしれません。今後はもっとわかりやすい言葉でお伝えできるよう、中川自身も日々精進してまいります。
まとめ

横垂木は屋根を薄く見せるための工法で、外観デザインをより美しく引き立てる工夫のひとつです。
これからも亀岡市KS様邸の工事を進めながら、お客様に安心していただける説明と高品質な施工を心掛けていきます。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
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