◼︎トイレを選ぶ際に意外と知らないポイントとは ご存知ですか、トイレを選ぶ際のポイントを。我が家のトイレが故障し、まさにそのポイントを無視していたので困ったことになった「あまねこう」の中川です。さて、みなさまはトイレをどんな基準で選んでらっしゃるでしょうか。もちろん気に入ったメーカーの気に入ったトイレを購入されるのが良いのですが、せっかくなので気になるポイントを紹介いたします。 ◼︎災害時に差の出るタンクレスとタンク付き まずはタンクレスとタンク付きの違い。タンクレスはスッキリとしたデザインでなんだかテンションも上がります。最近のタンク付きのトイレも掃除がしやすくなっているのですが、なんとなくタンクレスの方が良いですよね。しかし実は災害時に差が出ます。災害時、タンクがあると水さえなんとかなれば流すことができるのですが、タンクレスだと流せないのですね。(最近はタンクレスでも流せるものも出ています)また、タンクのおかげで災害時に水を溜めておくことも可能です。 ◼︎修理と交換は大きく違う 次に故障の際の修理代。トイレの部品の保管は生産終了後7年から10年。最新の高級機種は40万円くらいしています。そして10年くらいで故障することは考えにくく、故障したタイミングでは部品がない、ということが…。こうなると、40万円ほどのトイレをまた購入するのか…となります。冒頭の我が家のトイレがまさにこれ。便座の暖房機能が故障。修理用の部品は無いと言われました。 ◼︎ユーザーは深くまで想定して買わない もう一つショックだったのは「便座だけの交換ができない」とメーカーに言われました。これは私の購入時のチェックミス。トイレは「便器」と「便座」に分かれています。便座だけ交換すればいいと考えるのは甘く、今回は便器と便座の両方を交換する必要が。便座だけ交換できるタイプもあります。が、便座を買い直した次の年に便器の排水弁が故障し便器を買い替えることになりクレームになったケースがある、とはメーカーのメンテナンス担当の談。 ◼︎「デザイン+機能」か「ユーザビリティ」か 中川がお客様にトイレを提案する際のポイントはまさにこういうことです。ロングセラーで、便器、便座がそれぞれ対応できる。もしくは便器便座一体型で丸ごと交換の際のコストが低いもの。これを薦めるようにしています。最新の最高級機種を選ぶ必然性のあるお客様はもちろんそれを。メンテナンスやアフターを重視する方は、今回のお話を参考にしていただければと思います。