
柴犬は日本で長く親しまれてきた犬種で、凛とした見た目や賢そうな表情に惹かれる方も多いでしょう。
外飼いのイメージが強い一方で、近年は室内で柴犬と暮らす家庭も増えています。ただし、柴犬には他の犬種とは少し違う性格や特性があります。
それを知らずに室内飼いを始めると、「思っていた暮らしと違った」と感じることも少なくありません。ここでは、室内で柴犬を飼う前に知っておきたい特徴と、住まいづくりの注意点を整理します。
柴犬の性格と、室内飼いで意識したいこと

柴犬は警戒心が強く、自立心のある犬種です。
飼い主にべったり甘えるタイプというよりも、一定の距離感を保ちながら信頼関係を築く傾向があります。
そのため、来客や外の物音に反応しやすく、環境の変化に敏感です。室内では刺激が多くなりやすいため、落ち着ける場所がないとストレスを感じやすくなります。
室内で柴犬を飼うときに起こりやすい悩み
柴犬と暮らすうえで多く聞かれるのが、抜け毛と音の問題です。
特に換毛期には想像以上に毛が抜け、床や家具、空気中にも広がります。掃除がしにくい住まいでは、日々の負担が大きくなりがちです。
また、生活音や外の音に反応して吠えてしまうこともあります。これは性格的な要素が大きく、しつけだけで完全に防ぐのは難しい場合もあります。音環境が犬にとってのストレスになることも意識しておきたいポイントです。
柴犬と暮らす家づくりで気をつけたいポイント

住まい側でできる配慮は意外と多くあります。
床材は滑りにくく、掃除しやすいものを選ぶことで、足腰への負担や日常の手間を減らせます。傷や汚れを「出さない」よりも、「出ても受け止められる」考え方が現実的です。
また、家の中に柴犬が落ち着ける居場所をつくることも大切です。人の動線から少し外れた場所や、視線や音の刺激が少ない位置に寝床を設けるだけでも、安心感は大きく変わります。
さらに、柴犬は暑さが苦手なため、室内の温度や湿度が安定していることも重要です。部屋ごとの温度差が大きい家では、体調管理が難しくなることがあります。
人も犬も無理をしないために
柴犬との暮らしでは、「しつけ」や「我慢」で解決しようとしすぎないことも大切です。
すべてを犬に合わせる必要はありませんが、住まいの工夫で減らせるストレスは多くあります。人も犬も無理をしない環境を整えることが、長く快適に暮らすための近道です。
まとめ

柴犬は室内飼いに向かない犬ではありませんが、性格や特性を理解することが欠かせません。
抜け毛や音、温度管理といったポイントを住まいづくりの段階で意識しておくことで、暮らしの負担は大きく変わります。
柴犬を迎える前に、どんな日常を送りたいのかを想像しながら、住まいとの相性を考えてみてください。それが、後悔しない犬との暮らしにつながります。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
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