京都市でマンションリフォーム

みなさんこんにちは。京都でリフォーム工事を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。

先日のことなのですが、京都市伏見区でオートロックマンションに伺いました。集合インターホンが故障し、オートロック機能が使えない、という相談でした。

集合インターホン工事の注意事項

調査から見積り、ご確認後発注までは迅速に進みました。

ところで、もしもマンションやアパートのオーナー様で集合インターホンの修理を考えている方がいらっしゃったら注意が必要です。その注意点とは、

・納期に時間がかかる

・各住居に入る必要がある

以上の2点です。

納期に時間がかかる

集合インターホンはメーカー側の現場調査や確認事項もり、その確認ののち受注となります。お客様の発注から数えると約2ヶ月必要です。

それまではオートロックの機能が使えません。今回のマンションでは電子キーは生きているので、エントランスでは暗証番号を押せば入れるのですが、来客時には「開錠」ができませんでした。

来客や宅配などの際は、マンションのエントランスまで降りる必要があるため大変不便だったと思います。

各住居に入る必要がある

集合インターホンの親機や、共用ローカ側の呼び出し(子機)は外から工事が可能です。ですから入居者の方が不在でも工事が可能です。

しかし住居の中のインターホン親機の交換は、室内に入場しないと取り替え工事ができません。これは実はとても大変です。

今回はオーナー様と管理会社様のご協力により、また各入居様のご理解もあり2日間で終えることができました。

入居者の方々の在不在をあらかじめ確認して、工事時間のスケジュールを事前に決定。その時間に伺い取り替え工事を行うというスケジュールを作成しました。

事情により工事期間に入居者の方が不在の場合、もしも後日ということであれば工事は可能です。ですが、取り替え工事の職人さんや業者さんにはその都度入場してもらうことになるので、施工費は増額となってしまいます。

仕方がないこととはいえ、たくさんの経費や費用をかけるのはオーナー様にとっては重要なポイントです。今回は2ヶ月間という期間を逆に利用し、スケジュールを先立って作成し工事を完了することができました。

聞いた話では「絶対に部屋に入らないで欲しい」という人も中には存在するそうです。

賃貸契約の際に、こういった工事が発生した場合は、入場して工事ができる、という旨を明記しておく必要があると思います。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。

地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことが皆さんの大きな安心へとつながることと思います。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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