
床のキズが気になって、ついイライラしてしまう。
そんな経験はありませんか。
新築やリフォームの相談でも、「とにかく傷がつかない床にしたい」という声はよく聞きます。けれど実際には、“傷がつかない床”を探すほど、暮らしが窮屈になることがあります。
なぜなら、ストレスの原因は「傷そのもの」よりも、傷の見え方にあることが多いからです。
なぜ床のキズは気になるのか

床は視界に入りやすい面積の大きな素材です。そこに光が当たると、細かな擦り傷や凹みが強調されます。
特に表面が均一でツヤのあるフローリングは、小さな傷でも線のように浮かび上がります。結果、「また傷がついた」と目に入るたびに、注意や後悔が積み重なっていきます。
「傷がつかない床」を選ぶ落とし穴

硬い素材=傷がつかない、とは限りません。
確かに凹みにくい床はありますが、擦り傷や表面のえぐれは避けられません。そして、表面が均一な素材ほど、傷は目立ちます。
完璧さを求めるほど、少しの変化が気になりやすくなるのです。
無垢材がストレスを減らしやすい理由

無垢材は、決して傷がつかない床ではありません。むしろ凹みやすい樹種もあります。
それでもストレスが少ないと言われるのは、傷が“なじみやすい”からです。
木目や色ムラがあるため、細かな傷が気にならなくなる。時間とともに色が変わり、表情が増していくことで、変化を受け入れやすくなります。
また、触れたときのやわらかさや温かみも、日々の小さな不満を減らしてくれます。オイル仕上げであれば、部分的な補修や手入れも簡単です。
床は「完璧」より「気になりにくさ」で選ぶ

床材選びで大切なのは、傷ゼロを目指すことではありません。傷が増えたときに、どう感じるかです。
光の反射が強すぎないか。
ツヤがきつくないか。
経年変化を受け入れられる素材か。
床は毎日、目に入り、触れる場所です。完璧さよりも、気になりにくいこと、を基準にすると暮らしのストレスは確実に減っていきます。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
住まいづくりで悩む方々へ
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