はじめに|毎日の料理が快適になる「本物のキッチン」

家づくりの中でも、特に「キッチン」は暮らしの快適さに大きく関わる場所です。
とくに共働きや子育て中のご家庭では、毎日の調理や片付けをストレスなくこなせるかどうかが、住まいの満足度に直結します。
無添加住宅が提案するキッチンは、見た目の美しさだけでなく、天然素材が持つ性質と職人の技術を活かした「機能性のある美しさ」が魅力です。
天然石のカウンターや無垢材のキャビネットなど、素材そのものが呼吸し、手になじみ、経年変化すら楽しめるキッチン空間をご紹介します。
無添加住宅の「自然素材キッチン」とは?

天然石の天板は、美しさと実用性を両立
無添加住宅のキッチンでは、人工大理石ではなく天然の石材をカウンター(天板)に使用します。天然石は耐久性に優れ、熱や傷にも比較的強いため、日々の調理にも安心です。
見た目も高級感があり、キッチン全体に重厚さと落ち着きを与えてくれます。素材の色味や模様に個体差があるため、まさに“一点もの”の味わいを楽しめるのも魅力です。
キャビネットは米のり接着の集成材で安心とぬくもりを
キッチンのキャビネット(収納や扉部分)には、無垢材ではなく米のりで接着した集成材を使用しています。一般的な化学接着剤を使った集成材とは異なり、無添加住宅では天然素材由来の接着剤を使うことで、空気への負荷を抑えた安心な構造を実現しています。
無垢材は呼吸をする素材で、湿度を適度に調整し、カビやにおいの発生を抑える効果も期待できます。表面のキズやシミも、経年変化の味わいとして暮らしに馴染んでいきます。
ホーローシンクで清潔&耐久性も確保
キッチンのシンクには自然素材ではないものの、無機質で化学物質を含まないホーロー製を採用。ホーローはガラス質のコーティングにより、においや汚れがつきにくく、お手入れも簡単です。
素材としても経年劣化しにくく、長く清潔に使える点で、無添加住宅の理念と非常に相性が良い素材です。
自然素材キッチンのメリットは「五感に心地いい」こと

触れるたびに感じる手ざわりと温かみ
人工的な素材とは異なり、無垢材や天然石は手ざわりに深みがあり、季節によって感じ方が変わる繊細さがあります。冷たすぎず、温かすぎない自然な感触は、毎日の調理がちょっと楽しくなるスパイスになります。
においがこもりにくく、空気がきれい
無添加住宅では、キッチンまわりの壁や天井に漆喰などの自然素材を用いることで、調理中のにおいや湿気を吸収し、空気を整える工夫もされています。素材そのものが呼吸するため、換気に頼りきらない心地よさが得られます。
家族みんなが安心して使える空間
化学物質をできる限り使わないキッチンは、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心です。無垢材や天然石、ホーローといった素材は、香りや空気感がやわらかく、キッチンに立つ時間が自然と心地よいものになります。
まとめ|「自然素材のキッチン」は機能と美しさを兼ね備える

無添加住宅のキッチンは、単なる見た目のナチュラルさではなく、本物の素材と職人の手仕事によってつくられる、機能と美しさを兼ね備えた空間です。
天然石の天板、無垢材のキャビネット、ホーローのシンク。それぞれの素材が持つ特性を活かすことで、毎日の調理が快適になり、キッチンに立つことが楽しみに変わっていきます。
あまねこうでは、自然素材を「見せる」ためでなく、「暮らしに馴染ませる」ためのキッチンづくりをご提案しています。
自然素材のキッチンに興味がある方も、「無添加住宅ってなに?」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
住まいづくりで悩む方々へ
「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」
「いろいろ勉強してからスタートしたい」
いい家を建てたいなら、
いい住まいづくりをしないと失敗します。