建て替えるか住み替えるか|あまねこうが解説します

「どっちがいいのっ?」
建築や不動産の相談の中で、よく相談されることの一つ。今の家を建て替える方が良いのか、思い切って売却して住み替えた方が良いのかということがあります。

今回はそんなお悩みをお持ちの方へのヒントを紹介いたします。

建て替えた方が良い人の場合

まず建て替えた方が良いかな、と思うケースを紹介します。

これは、現在住んでいる家の間取りや設備などが、

まったく暮らしに合っていない時、です。

このケースは暮らし自体が大きなストレスになってしまいます。衣食住へのストレスは健康を害することも多く、障害やハードルはあるでしょう。

しかし、住んでいる土地には愛着がある、もしくは代々続く場所で周辺の住環境には満足しているというような方々は建て替え、リフォーム、リノベーションなど、現在の住まいに手を入れるのが良いと思います。

要するに、家そのものにだけ不満がある、という時です。

住み替えた方が良い人の場合

住み替えた方が良いのはどんな場合でしょうか。

それは「家」そのものだけではなく、立地などの環境に愛着や執着がない場合です。このような場合は、住み替えの方が解決が早いかもしれません。

不満を持っている住環境を、住み替えることで暮らしのストレスを少なくできるわけです。思い切って住み替える方が良いケースの一つです。

売却したお金で住み替え費用が賄えない、という不安

住み替えの予算に関して不安を持つ人は多いでしょう。売却して住み替えたいのだけれど、売却費用だけでは新しい家を購入できないという人の場合です。

要するに住み替え費用の負担が不安で購入できないわけですよね。

しかし、築が古く維持するのに費用が発生し続ける家の場合はどうでしょうか。最終的な費用負担や、解決するためのリフォーム費用の方が高くつくこともあるのです。

これは戸建てや所有マンションのどちらにも言えることです。ストレスのもとになる「家」に費用を投じ続けるのもストレスです。

未来への投資|住み替え費用は負債ではありません

前述のような場合は住み替えた方が、今後のストレスも減るので費用は無駄になることもなく、未来への健全な投資になるわけです。

住宅ローンや借り入れを「負債」だと考える人が多いのですが、これは考え方が間違いです。新しい家や暮らしを手にいれるわけですから「資産」になっています。

「ゼロ」や「マイナス」ではありません。

売る方が得なのか、建て替える方が得なのか。お悩みの条件が少しでも分かればもっとスッキリできて解決できるかもしれません。

気になる方は遠慮なくお問い合わせください。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。

2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。

住まいづくりで悩む方々へ

「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」
「いろいろ勉強してからスタートしたい」

いい家を建てたいなら、
いい住まいづくりをしないと失敗します。