なぜ土地探しに疲れるのか

「なかなか土地が見つからない」

「いい土地は結局値段が高い…」

マイホームを計画している方々の中で、マンションを買ったり、建売住宅を買ったり、または土地を買って家を建てる、という取得層の割合がとても高いことをご存知でしょうか。

そしてこの中で、土地を買って家を建てる、ということが一番難しく「疲れてしまった」という声をよく聞きます。

どうやって土地を探すのか

土地探しに疲れを感じる人はとても多いようです。一昔前なら、信頼できる不動産会社さんに要望を伝えて探してもらうことが一般的でした。

または工務店やハウスメーカーを通じて同様に探すというパターンが多かったのです。

しかし今ではインターネットで土地情報が誰でも簡単に探すことができるようなりました。土地情報だけを捉えれば、莫大な情報量になります。

マイホーム計画をスタートした頃はテンションも高く、たくさんの情報をチェックできます。

しかし法的制限や不具合、土地探し後悔情報も多く、何が正しいのかわからなくなり、調べることも多くなりどんどんと深みにハマり疲れていく…

こういった人が多いようです。

土地探しに疲れる要因とは

土地探しに疲れる要因の一つに家族間の意見調整がつかないということがあります。

家族の誰かが主導権を持ち、土地情報をチェックし探す。やっと見つけた土地が家族の誰かに反対され決まらない。そういったことの繰り返しに疲れてしまうという声もよく聞きます。

また、今は無い良い土地、を妄想してもっと合格点の高い土地を探してしまうというケースも。

「まだまだ探せばある」「もっとあるはずだから探したい」という気持ちから意思決定ができず、結局「土地が無い」という呪文を繰り返すことになってしまうわけです。

土地決定のための大切なポイント

「土地が無い」という呪文を唱える状況から脱出するポイントの一つは客観的な相場を知ること。

それは、お客様の考える条件の中で見つかった一番良い土地が100点であるということです。

いくつか土地を見に行って、主観的に50点の土地しかなかったとしましょう。実はその50点の土地が100点の土地だということです。

50点の土地しかなく、その中で決められない場合はエリアを変えたり、予算を変えたり、何かを変更すると見つけやすくなります。

条件を変更することができない時は、「これかな」と思う土地があれば無くなる前に購入の意思を固めることも大切です。

まとめ

今回は少しシビアなお話でした。「土地が無い」という呪文を繰り返す人にとっては面白くない内容かもしれません。

しかし、なかなか状況を打開できない場合、少し条件を変えるだけで進むことがあるのも事実です。少しでも参考にしていただいて土地探し、家づくりがうまく進みますよう願ってやみません。

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京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。

地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことが皆さんの大きな安心へとつながることと思います。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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