京都市西京区で注文住宅を手がける「あまねこう」の中川です。今現在、注文住宅のお打ち合わせを2件行っています。1件は6月に基礎工事を予定しています。さて、この基礎工事。お客様にとって重要なポイントを紹介します。

◼︎基礎工事の基礎の基礎

 基礎工事は建物本体工事の重要なポイントであることはみなさんご存知だと思います。では質問です。「基礎工事の基礎って何?」と聞かれればみなさんなんと答えますか。

◼︎構造計算をしていますか

 基礎工事の基礎は構造計算です。なんだ、と思う方も多いと思いますがここでいう構造計算は法律が定めた構造計算「許容応力度計算」です。

画像を見比べてください。

構造計算した基礎
構造計算していない基礎

 両方とも木造住宅の基礎なのですが全く違うのがお分かりでしょうか。鉄筋の量も組み方も違います。基礎の立ち上がりの下部をよく見ると下に掘り下げているのがわかると思います。これは地中梁。基礎がタテに折れないようになっています。

 実は現在の建築基準法は一定の条件下では構造計算書を提出しなくて良いことになっており、この悪用で構造計算をしないということが多くあります。n値計算、壁量計算は構造計算ではありません。怖いのはn値計算などを構造計算だと信じているプロも居る、ということですが‥

 基礎はコンクリート構造物。マンションと同じで構造計算をして当たり前。皆様の大切な基礎ですからしっかりとした設計と工事をするように願っています。

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