毎日が心地いい|心地いい暮らしとは

「心地よい住まい」という言葉をよく聞きます。
心地いいという感じ方は色々あると思うのですが、心地よさを計るポイントを一つお伝えいたします。

どんなことでもいいのですが、日常の中で意識していない心地よさが存在します。それは空気質だったり動線だったり、その他にもたくさんあると思います。それを創ることが我々作り手の責務でもあるわけです。

「毎日心地いい」と感じながら過ごすことは、住み始めるとどんどんと無くなっていく。いや、無くなるというよりは日常に溶け込むんだと思います。

例えば小上がりの和室|心地よさのヒント

小上がりの和室、よく見る造作です。画像はこれを動線的に考えて「背もたれ」と兼用した造作です。

リビングのTVの配置。希望のTV画面の大きさ。適切な視聴距離とソファをどうするかなどを勘案し、最終的にはソファを排して小上がりの和室を背もたれや椅子に見立てました。

こういう空間作りが「毎日が心地いい」ということにつながると思います。

間取りの設計には理屈がある

間取り、プランが適当に決まることは絶対にありません。

お客様の要望や今の暮らしぶりにヒントが隠されています。ご要望を聞いてすぐプランを用意する住宅会社さんが多いのですが、この対話が住まいづくりの中でとても重要です。

ヒントを得るための対話に工夫をしている会社もたくさん存在します。

参考までに弊社での取り組みを紹介します。

間取りの打ち合わせを何からしますか?/西京区の工務店「あまねこう」です

みなさんこんにちは。京都市西京区で注文住宅・リノベーション工事を手掛ける「あまねこう」の中川です。間取り、プランの打ち合わせって楽しみですね。自分たちの想い描…

好きなものに囲まれる|心地いい住まい

「苔(こけ)」が好き、というお客様がありました。ビタミンカラーは苔の色です。

その色をリビングやその他にうまく使用して、気に入った暮らしを演出する。これも心地いい住まいづくりの一つです。

みなさんのビタミンカラーはなんでしょうか。間取りの打ち合わせの際に「色」からスタートしたりしていますか。文字通り「間取り」「プラン」からスタートしていませんか。

まとめ|心地いい住まいとは

いかがでしょうか。
心地いいと感じるポイントは人の数だけ存在します。そして一つや二つではありません。

住設機器や装備に目が向きがちな住まいづくり・家づくり。しかしヒントは至るところにあると思います。

首と目が疲れないテレビの高さや距離、普段の暮らしと照明の位置や明るさ、そういった工夫が心地いい暮らしを支えていることを知っておいて欲しいと思います。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。

2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。

住まいづくりで悩む方々へ

「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」
「いろいろ勉強してからスタートしたい」

いい家を建てたいなら、
いい住まいづくりをしないと失敗します。