健康住宅に興味のある方へオススメの本があります

健康住宅に興味のある方へ
オススメの本があります

 一気に寒くなりました。寒いと健康被害が出るという報告があります。WHOでは室温を18℃以上にするように勧告しています。ちなみに日本の住宅のおよそ9割が基準を満たしていないそうです(NHK調べ)。
京都市西京区で健康住宅を手がける「あまねこう」の中川です。

▶︎カメムシと健康住宅の関係

 前振りがありましたが今回は室温の話ではなく、健康住宅に関しての情報をお届けします。健康住宅というのはなんなのか、ということは以前にもお届けしていますので興味のある方はぜひ。
(「あまねこうの健康住宅を紹介」をご参照ください)

また、健康住宅ネタを集めたコラムの一覧です。興味があればぜひご覧になってください。
健康住宅に関するコラムのまとめはこちらをクリック

 さて、健康住宅を考える際には、身体に悪いものは使わない、という考え方があります。すなわち身体に悪いものとは何かを知る、ということです。

 その説明に最適な事象を。
 今年はカメムシが大量発生しているそうです。果物にも被害が出ているそうで、その駆除にネオニコチノイド系の殺虫剤が使われているそうです。

愛媛県HPより画像を抜粋

「ネオニコチノイドってなんだよ!難しいよ!」
などとこの話題を避けないでください。日本の住宅に於ける「シロアリ予防」に使われている防蟻剤です。防蟻剤といえば聞こえは良いですが「殺虫剤」です。要するに農薬なんです。

 世界広しといえど農薬を予防剤に使用するのは日本くらいなんですね。

 ヨーロッパではこのネオニコチノイド系の殺虫剤は人体に影響あり、ということでドンドンと規制されています。

 日本では2015年に逆に規制緩和になったのですが、どれだけの人がこのことを知っているでしょうか。

▶︎「沈黙の春」レイチェル・カーソン 著

 このような視点で健康住宅に興味のある方や、住まいづくりを進めていきたい方にお薦めの本があります。

【沈黙の春】レイチェル・カーソン 
 これです。1962年に出版された本なのですが、現代でもその内容や思想はまだまだ通用します。殺虫剤の及ぼす影響を今から61年も前に「専門家ではない」著者が世を危惧して研究、検証を重ね発表した本なのです。

 健康住宅や健康な暮らしに関心がある方にはぜひ読んで欲しいと思います。健康住宅を建てたいと住宅会社さんに相談に行かれる際には『「沈黙の春」はお読みになりましたか?』と逆に質問してみてください。これを知らずして健康住宅を語るなかれ。中川は本当にそう思っています。

 ちなみに、殺虫剤を使用せずにシロアリ予防はできるのか?と思われた方もいらっしゃるでしょう。答えは「可能」です。いずれこの情報も提供いたします。

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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