
みなさんこんにちは。
京都市で店舗工事や注文住宅を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。
現在、京都市東山区ではワインバー、京都市伏見区ではエステサロンの工事を進めています。
どちらの現場も、10月初旬のオープンを目指して絶賛工事中です。
そんな中、先日、保健所への営業許可の申請を行ってきました。
工事内容に誤りがあっては許可が下りませんので、設計段階から相談を重ね、最終の打ち合わせ内容をもとに申請書類を提出しました。

申請先は、京都市の保健所(烏丸御池)。
東山区・伏見区のどちらの案件も同じフロアで相談・申請ができるため、非常に助かりました。こうした事務的な段取りも、円滑に現場を進めるためには欠かせない業務のひとつです。
店舗工事では、開業日のスケジュールがある程度確定しているケースがほとんどです。
したがって、営業許可を開業日に間に合わせる必要があります。

京都市の場合、営業許可の取得には約7営業日が必要です。
つまり、遅くとも開業日の10日前には保健所の現地検査を受けておく必要があるという計算になります。
また、消防の関係する設備(非常灯や誘導灯など)については、工事が完了していなければ検査を受けられません。
そのため、消防検査→保健所検査→開業というタイトな流れの中で、綿密な段取りが求められます。
現在のところ、必要な資材の発注や残りの工程の調整はすでに済んでおり、特に大きな問題が発生しない限りは予定通り進められる見込みです。
…と書いておきながら、店舗改装工事では「めくってみたら何か出てきた!」という“あるある”も。
実際、東山区の現場では、既存のキッチンを撤去したところ、
「えっ?これ何!?」という“心臓に悪い”事態が発生しました。
それでも、どうにか対応できそうな状況だったのが幸いです。
こうした予期せぬ出来事に柔軟に対応するのも、リノベーションや改装工事の面白さでもあり、怖さでもあります。
引き続き、安全かつ確実に、開業に間に合うよう現場を進めていきます。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
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