自然素材で作られた家は、家族にとってどんなメリットがあるのでしょうか?

特に、赤ちゃんやこどもがいるご家庭では、安心・安全な住環境がとても大切です。今回は、自然素材の家がどれだけ健康的で心地よいかをお伝えします。

空気質が良い=健康につながる

まず、家の空気質が良いことは、健康に大きく関わってきます。

自然素材、たとえば無垢材や漆喰を使うことで、家の中の空気がクリーンに保たれます。

化学物質を使っていないため、呼吸器系に優しく、アレルギーや喘息の予防にもつながります。

床上30cmの空間も空気質が良い=赤ちゃんに優しい

赤ちゃんがハイハイしていると、どうしても床の近くで時間を過ごしますよね。

ここでも、自然素材が大きな役割を果たします。床が自然素材で作られていると、空気の循環が良く、有害物質を吸い込むリスクが少なくなります。

赤ちゃんにとって、より清潔で安心できる空間になるわけです。

無垢の床材(「シンゴン」フローリング)が柔らかい=足腰、体に負担をかけにくい

柔らかい無垢の床材は足腰への負担が少なくなります。

とりわけ無添加住宅で扱っている「シンゴン」というフローリングは、より一層足に優しくて柔らかいんです。肌触りも抜群に心地よいのも特徴です。

立ったり歩いたりする時に足腰にかかる負担が少なく、長時間過ごしても疲れにくい。お子さんが走り回っても、転んでも安心なんですよ。体に優しい、まさに「自然素材の力」です。

漆喰の壁はウイルスを不活性化させる=外で遊んだりした後の家の中での感染を最大限ガードできる

さらに、漆喰の壁が家の空気をきれいに保つ秘密です。

漆喰は、湿度を調整するだけでなく、空気中のウイルスを不活性化させる効果もあるんです。外で遊んだ後、家の中に持ち込んだウイルスや細菌も、漆喰がガードしてくれるので、安心して過ごせます。

注意点は本物の漆喰を採用すること。
最近の漆喰は塗りやすくするために接着剤を混ぜています。こうなると体に優しくはありません。

まとめ|自然素材の家とこどもの環境

こうして自然素材の家は、赤ちゃんや小さなお子さんにとっても、家族全員にとっても、心地よく、健康的な空間を作り出してくれます。

こどもと一緒に過ごす時間をより安心して楽しむために、自然素材の家、無添加住宅を選んでみませんか。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。

2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。

住まいづくりで悩む方々へ

「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」
「いろいろ勉強してからスタートしたい」

いい家を建てたいなら、
いい住まいづくりをしないと失敗します。