
京都でリノベーション工事を手がける「あまねこう」工事担当の中川です。
今回は、京田辺市松井山手のマンションで大開口リビング窓を断熱サッシに交換した事例をご紹介します。
断熱サッシは夏の暑さ・冬の寒さを軽減できるだけでなく、助成金(補助金)を活用すれば費用負担を抑えて導入可能です。
大開口窓がもたらす快適性と課題
今回のマンションは築年数こそ経っていますが、管理状態は良好で非常にきれいでした。特にリビング南側の天井まで届くような大きな窓が印象的で、明るく開放的な空間を演出していました。
しかし、この大きな窓は同時に夏の暑さ・冬の寒さの大きな原因にもなります。
築年当時のサッシ性能では断熱性が不足しており、冬は暖房の熱が逃げやすく、夏は強い日差しで室温が上昇してしまうのです。
断熱サッシを提案|助成金活用で費用負担を軽減

お施主様からのご要望は「これからも長く、快適に住み続けたい」。そこで、リフォームの予算の中でも優先度を高く設定し、断熱サッシの導入をご提案しました。
断熱サッシの効果
- 室内の温度変化を抑え、冷暖房効率を向上
- 結露の発生を軽減し、カビやダニの発生リスクを低減
- 外部からの騒音を軽減
特に今回のような大開口窓では、断熱効果の体感が非常に大きくなります。
助成金(補助金)で賢くリフォーム
現在、国や自治体の制度を活用すれば断熱サッシの交換工事で助成金を受け取れる場合があります。
条件や金額は時期や地域によって異なりますが、対象になる場合は数万円〜数十万円の補助を受けられることも。
マンション・戸建て問わず施工可能
断熱サッシはマンションでも戸建てでも施工可能です(マンションの場合は管理規約の確認が必要)。窓からの熱の出入りを抑えることで、一年を通して快適かつ省エネな住環境を実現できます。
まとめ
- 大きな窓ほど断熱性能の向上で体感温度が変わる
- 助成金を使えば費用負担を軽減できる
- マンション・戸建て問わず施工可能
「冬の寒さ」「夏の暑さ」にお悩みの方は、断熱サッシ+助成金活用のリフォームを検討してみてください。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。
2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員
「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。
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