ブロック塀には高さの制限がある

境界や道路沿いに建てられているブロック塀を見かけることは多いと思います。

そのブロック塀が目隠しのために背丈よりも高く2mくらいに積まれていることはないでしょうか。

ところで、そのようなブロック塀には高さなどさまざまな制限やルールがあるのをご存知でしょうか。

ブロック塀のルール

早速ながらブロック塀のルールを紹介します。

ブロック塀の高さ:2.2m以下
ブロック塀の厚み:10cm以上(高さ2m超えの場合は15cm以上)

控え壁の有無:高さ1.2m超えの場合は、長さ3.4mごとに支えのための控え壁が必要

その他:ブロック塀の中に鉄筋が必要(高さによる)

    基礎を設置すること(高さによる)

    傾きやひび割れがないこと

<参照>国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001239762.pdf

ブロック塀の基準は厳しくなった|大阪府北部地震

2019年、大阪府北部地震は記憶に新しいと思います。

この際、ブロック塀の倒壊によりこどもが亡くなるという事故が発生してしまいました。

今までブロック塀の危険性は様々なところか指摘があったのですが、具体的な対応が言及されることは少なかったのです。しかしこの地震の事故を機に現在では厳しく制限されています。

まとめ|ブロック塀のルール

いかがでしょうか。

今までは簡単に考えていた感じのブロック塀も、人命に関わる大きな問題になることも。マイホームでブロック塀を考える際にはしっかりと設置してほしいと思います。

また、すでブロック塀があるお住まいでは、今一度安全性をチェックしてください。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。

2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。

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