ウッドデッキに最適な材料はなに?

マイホームで、ウッドデッキを検討している方は多いと思います。新築でも、住んでいても「欲しいなぁ」と言う方からの相談もたくさんあります。
さて、このウッドデッキ、本来は「木」で造るのですが「腐るのでは無いか」という理由で木ではない材料で造ることも多くあります。
簡単に解説いたします。
ウッドデッキとは

ウッドデッキが何か、について今一度ご説明します。建物の前や後ろに設置する木製の床のこと。
庭やテラス、ガレージの一部やベランダなどにあります。
その多くは外部に設置されていて、リビングやダイニングなど開放感の欲しい場所に設置することが主流です。
ウッドデッキの材料は
ウッドデッキの材料はなんでしょうか。文字通りウッド、木を使って造ります。樹種といって使う木材の種類は数多くあるので「これっ!」と言われる材料はありません。
但し、腐ったり傷んだり、メンテナンスを考えて木の種類を選ぶことが主流です。
特別にサイズをあしらうこともありますが、予算や仕入れを鑑みてヒノキやスギなどの木材を採用する方が多いと思います。
間柱と呼ばれる「105mm×30mm」のサイズだとどこでも手に入るので、予算や汎用性からもおすすめです。
木材以外の材料も人気です|ウッドデッキ

前述の「腐る」「傷む」ということが嫌で、木材以外の材料を採用する方が増えています。
樹脂製品だったり、本物の木粉を混入させた樹脂製品などです。パッと見は本物の木に見えるくらい精巧にできており、メンテナンスが苦手な方にとって最適の材料です。
デメリットは特に無いですが、幕板と呼ばれる造作の部分は少し人工的になる印象があります。
費用も高めではありますが、後年のメンテナンス費用を考えればイニシャルコストも納得できると思います。
また、本物の木材で「ハードウッド」と呼ばれる硬い木も人気です。こういった木材になると樹脂製品に負けず劣らず耐久性が高いのが特徴です。
本物の木材にこだわるなら、ハードウッドも検討してみる価値があると思います。
まとめ|ウッドデッキの材料

いかがでしょうか。
ウッドデッキは欲しいのだけれど、どういった材料を選んだら良いのかわからない場合は本記事が参考になれば幸いです。
木材を採用する場合は、塗装なども悩みの種になると思います。悩んだ分だけ満足度も高くなりますから、ぜひ研究していただきたいと思います。
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この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。
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