みなさんこんにちは。
京都市でリフォームやリノベーション、店舗・屋根工事などを手がける「あまねこう」工事担当の中川です。

八坂通り周辺で屋根瓦の補修工事を行いました

今回の現場は、京都市東山区・八坂通りの上あたり、五重塔を越えた付近にある建物です。
ありがたいことに、以前のご縁から今回もお声がけいただきました。

建物内部のリノベーション計画もあるそうですが、今回は屋根の瓦補修工事がメイン。
特に「ケラバ」と呼ばれる屋根の端部分の瓦が落ちかけており、通行人の安全確保のための応急的な対応としてご依頼いただきました。

人通りの多い観光エリアならではの配慮が必要

八坂通りといえば、京都でも有数の観光スポット。
平日・休日問わず多くの観光客が行き交う場所で、万が一瓦が落下すると重大な事故につながる恐れがあります

工事場所は、ホテルの敷地内に隣接するカフェテラス付きの店舗で、テラス部分には常時キッチンカーが停まっている状況。

カフェの定休日や営業時間、周辺施設との関係性などを考慮しながら、慎重なスケジュール調整が求められました。

足場工事の時間帯にも工夫が必要でした

本来であれば早朝から作業を始めたいところでしたが、隣接するホテルへの配慮から、音が出る足場の設置工事は午前8時以降で調整。

ホテルオーナー様とカフェオーナー様との事前協議を経て、時間制限のある中での着工となりました。

さらに現在は観光シーズン真っ只中ということもあり、
工事の影響でテラス席の一部が使用できなくなる=カフェの売上減少のリスクも。

そのため、工程の「ジョイントロスを極力なくすこと(=連携の無駄を出さないこと)」が、今回の現場の最大のポイントとなりました。

現時点では屋根工事まで完了、あとは足場撤去へ

屋根瓦の補修工事自体は、予定通りに無事完了しています。
あとは足場を安全に撤去し、現場周辺の清掃・最終チェックを行って完了となります。

最後まで丁寧に、安全第一で現場管理を進めてまいります。

京都市で家を建てるなら地元の工務店へ

京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。

そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。

あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士

京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。

実家が工務店という環境で育ち、幼少期から建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、28年以上にわたり幅広い建築会社で経験を積む。
営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまでを担い、建築の全体像を深く理解するに至った。

2023年に独立し、現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。

【保有資格等】
・建築物石綿(アスベスト)含有建材調査者
・愛犬家住宅コーディネーター
・ホウ酸施工管理技士
・空気測定士
・向日市固定資産税評価委員会委員

「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを大切に、自然素材を活かした住まいづくりを提案している。

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