ポメラニアンは、ふわふわとした被毛と愛くるしい表情で多くの人に愛されている小型犬です。

特に都市部の集合住宅などでも飼いやすいサイズ感と、明るく活発な性格から、初めて犬を飼う方にも人気があります。

しかし、その可愛らしさの裏には、意外と知られていない性格的な特徴や、室内飼育において気をつけるべきポイントが存在します。

この記事では、ポメラニアンを部屋で飼う際に押さえておきたい基本的な知識や注意点を紹介します。

ポメラニアンの性格と魅力

社交的で警戒心が強い

ポメラニアンは小型犬の中でも特に警戒心が強く、見知らぬ人や物音に敏感に反応します。

インターホンの音やドアの開閉など、日常的な些細な音にも反応して吠えることがあり、番犬としての役割を自然に果たしてくれます。

そのため、防犯面でも安心感がありますが、吠え癖がつかないように、早い段階でのしつけが重要です。

一方で、飼い主や家族に対しては非常に愛情深く、常にそばにいたがる傾向があります。

人とのふれあいを好み、抱っこされたり撫でられたりすることを楽しむ甘えん坊な一面もあります。

家族に対する忠誠心が強く、子どもや高齢者にも比較的優しく接することができるため、家庭犬として非常に優れた資質を持っているといえるでしょう。

知的で学習能力が高い

ポメラニアンは非常に頭が良く、しつけやトリックの習得も比較的スムーズです。

遊びを通して新しいことを学ぶのが得意で、飼い主とのコミュニケーションを楽しむタイプの犬種です。

ただし、飽きっぽい一面もあるため、メリハリのある接し方が大切です。

ポメラニアンを部屋で飼うための環境づくり

被毛のケアと温度管理

ポメラニアンは豊かなダブルコート(下毛と上毛)を持っており、抜け毛が多く、特に春と秋の換毛期にはこまめなケアが欠かせません。

毎日の軽いブラッシングを心がけることで毛玉や皮膚トラブルを防ぎ、愛犬の健康を保つことができます。

また、毛が抜けたまま放置すると部屋中に舞いやすく、掃除の頻度も高くなりますので、空気清浄機や掃除機の活用も効果的です。

さらにポメラニアンは暑さに非常に弱く、短頭種ほどではないものの、被毛が密な分、熱がこもりやすいため熱中症にも注意が必要です。

夏場はエアコンを使用して室温を25℃前後に保つとともに、風通しを良くし、水分補給も忘れずに行いましょう。

適度な運動と安全な遊び場の確保

小型犬でありながら活発なポメラニアンは、毎日の運動が欠かせません。

散歩はもちろん、室内でもボール遊びや知育玩具などを使ってエネルギーを発散させることが大切です。

とくに、頭を使う遊びは知的好奇心の強いポメラニアンにとって大変有意義で、ストレス軽減にもつながります。

さらに、家の中にミニドッグランのようなスペースを設けると、安全に自由運動ができるため理想的です。

また、骨が細く関節もデリケートなため、高い場所からのジャンプには特に注意が必要です。

ソファやベッドにスロープを設置することで足腰への負担を軽減できます。滑りにくい床材を選んだり、マットを敷くなどの対策も、怪我の予防に役立ちます。

まとめ

ポメラニアンは、その愛らしい見た目と活発で頭の良い性格から、多くの人々に愛されています。

しかし、警戒心の強さや豊かな被毛といった特性には、室内飼いならではの注意が必要です。

しっかりとした環境づくりと、愛情ある接し方を心がけることで、ポメラニアンとの生活はより豊かで楽しいものになるでしょう。

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あまねこう代表のプロフィール

この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表

営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。

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