
「どの住宅会社を選べばいいのかわからない」
「営業トークばかりで信じていいのか不安」
そんな声をよく耳にします。インターネットには情報が溢れていますが、それが自分にとって正しい選択かどうかを判断するのは難しいもの。だからこそ、住宅会社選びで最も大切なのは、「相性」と「専門性」です。
この記事では、「相性」と「専門性」という2つの視点から、後悔しない住宅会社の選び方についてお伝えします。
なぜ「相性」が大切なのか?

注文住宅やリフォームは、完成までに何ヶ月も、時には1年以上かけて進めるプロジェクトです。
理想の住まいを実現するには、依頼先との信頼関係が欠かせません。どんなに技術力の高い会社でも、話しにくい、要望が伝わりにくいと感じてしまえば、満足のいく家づくりにはなりません。
気になる住宅会社があれば、まずは直接相談してみるのがおすすめ。対応のスピードや話し方、ヒアリングの丁寧さを感じてみましょう。メールや電話のやりとりでも、会社の姿勢は見えてきます。
「専門性」は住宅会社の軸を見るポイント

例えば、「自然素材に強い」「狭小住宅が得意」「リノベーション実績が豊富」など、会社によって得意分野は異なります。あなたが求める暮らし方に対して、その会社に実績や経験があるかを確認することが重要です。
公式ホームページやブログに掲載されている施工事例やお客様の声を読むことで、その会社の得意な分野やこだわりが伝わってきます。「自分の理想に近い」と感じる事例があれば、それが専門性の証拠です。
一度で決めなくてもいい。だからこそ「見極める目」を

家づくりは大きな決断。焦って一社に決める必要はありません。情報を集めながら、いくつかの会社に相談して比べることが、後悔しない住宅会社選びにつながります。
また、ネットでの検索やSNSだけでなく、「地元で長く続けている会社」「実際の現場を見せてくれる会社」なども、安心できる判断材料になります。
まとめ:信頼できる情報源と長く付き合う

私たち工務店のような地域密着型の住宅会社は、お客様の暮らしに寄り添いながら、長くお付き合いをしていくことを大切にしています。一度ご縁をいただいた方が、何年も経ってから再度相談してくださることも珍しくありません。
また、弊社のブログでは初めての家づくりで感じる不安を少しでも減らせるよう、現場目線で役立つ情報を今後も発信していきます。「この人の話なら信頼できそう」と思える情報源として、ぜひ参考にしてください。
【住まいづくりに役立つブログ】
https://amanekou.com/category/weblog/
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市「固定資産税評価委員会」委員に任命される。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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