漆喰(しっくい)|マイホーム|自然素材の代表格です

漆喰(しっくい)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
マイホームで採用する自然素材の代表格です。湿気を吸ってくれたり、匂いを吸着分解、要するに消臭してくれたりします。
最近ではインフルエンザなどのウィルスにも効果があることが確認されているとても優れた建材です。
今回はこの「漆喰」を実際に施工したお客様の声で紹介いたします。
漆喰|どうして全部の部屋に塗ってくれなかったの?

数年前、京都市西京区で戸建ての新築の工事をさせていただきました。このお住まいの外装はすべて漆喰。ところで内装はほとんどがビニルクロスでした。
トイレと洗面室のみ天井と壁に漆喰を塗らせていただいたお住まいです。
お引越しの後、しばらくした定期訪問の際に言われた言葉が印象的でした。
「どうしてすべての部屋に塗ってくれなかったの?」
「もっと強く提案してよ!!」
と笑いながら叱られたのが印象的です。
お客様のご事情で内装の漆喰は限定的だったのです。
しかし毎日使うトイレ。ここに座っている時がとても快適だそうです。こんなに快適だったならすべての部屋を漆喰で塗ればよかった!という嬉しい声でした。
漆喰リフォーム|寝室で快適に眠りたい

あるお住まいのリノベーション工事の後、完成見学会をさせていただきました。
その時にご来場されたお客様が漆喰の部屋をご体感されて、
「家の寝室の壁と天井に塗ることはできないか?」というご相談を受けました。
そして後日実際にお住まいの寝室のみ天井と壁に漆喰を塗らせていただきました。
「空気が軽いような気がする」
「理由はわからないがゆっくり眠れる」
など、快適にご利用いただけた声を頂戴しました。
漆喰の効能には化学的な理由はあるのですが、今回は言及しません。
もしご興味があれば過去の記事で参考になるものがあるのでぜひご参照ください。
まとめ|無添加住宅の漆喰(しっくい)を採用

いかがでしょうか。
お住まいに漆喰(しっくい)を採用すると、なんだか快適な暮らしになるようです。
今回紹介した声はすべて無添加住宅のオリジナル漆喰を採用させていただきました。
無添加住宅というのは、化学接着剤など身体に悪いものを使わないというルールで建てる家で、そういった建材、材料を提供してくれる商社だと思ってください。
代理店制度になっていて、その無添加住宅から仕入れた漆喰(しっくい)を採用したわけです。
ここの紹介した以外にも、たくさんの効能が期待できるので、興味のある方はぜひ別の記事もご参照ください。
京都市で家を建てるなら地元の工務店へ
京都での家づくりには、少し気をつけておきたい地域特有の事情があります。
たとえば「景観条例」に代表される独自のルールや、道幅が狭く土地の形が複雑な場所が多いことなど、他の地域とは少し異なる条件があるためです。
そうした背景をふまえると、地元での経験が豊富で、京都の家づくりに慣れている工務店を選ぶことが、安心につながるポイントになってきます。
土地や法規制に合わせたご提案や、現場でのスムーズな対応など、地域をよく知る工務店だからこそできることがあります。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
京都産業大学卒業。
2024年、京都府向日市より「向日市固定資産税評価委員会」委員を拝命。
実家が工務店という環境で育ち、幼い頃から自然と建築の世界に親しむ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、そして社員一人の小規模工務店まで、様々な建築会社で28年以上にわたり経験を積む。営業職からスタートし、各社で現場管理・事業マネジメントまで幅広く担ってきた。
2023年に独立。
現在は「営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー」として活動中。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」などの資格を活かし、「家を建てる」だけでなく「暮らしをつくる」ことを重視した住まいづくりのサービスを提供している。
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