リフォーム・リノベーション|ビニルクロスの貼り替え

リフォームやリノベーションの場合、絶対と言って良いほどビニールクロスの貼り替えの依頼があります。
お客様は新しくなる部屋のイメージに期待を膨らませ、クロスの色や柄をどうしようか悩みつつも楽しいひとときです。
さて、そんなビニールクロスの貼り替えで、知っておいて欲しいことがあるので紹介します。
クロス貼り替え後のある事件

以前、マンションでのリフォーム工事での話です。ある不動産会社さんから所有のマンションのクロスの貼り替えを依頼されました。
理由は後述しますが、貼り替えの際に「分厚いクロス」を選んで欲しい、「もしくはリフォーム用のクロスから選んで欲しい」とお願いをしたのです。
しかし担当者は可愛い色柄や、モダンな色柄などあれこれ好きなものを選んだのです。
結果、薄いクロスの部分は下地の凸凹を拾ってしまい、正直美しくはありません。また、マンションの壁下地は元々が悪いことが多く、貼り替えの際にどうしようもないことも多いのです。
貼り替えの際の下地の様子

リフォーム・リノベーションのビニールクロスの工事の際、下地を新しくする部分は問題ありません。
要は貼り替えの部分がポイントです。特にマンションでは外壁側の壁が注意すべきところです。
古いビニールクロスをめくって貼り替える

ビニールクロスの下地のほとんどがプラスターボードと呼ばれる材料です。表面は綺麗な紙で仕上がっています。
貼り替えの際は古いビニールクロスをめくるわけですが、この際にその表面の紙も一緒にめくれるのです。
クロスの貼り替え|パテも万能ではない

下地の凸凹は、パテで処理をします。要するにパテを使ってなだらかにするわけですが、絶対的になだらかになるわけではありません。
全体の広い面積で見れば凹凸が残ります。
まとめ
いかがでしょうか。
ビニールクロスの貼り替えの際、新築並みの施工精度を求める場合は、下地をやりかえたり、リフォーム用のビニールクロスを貼るのが良いことがご理解いただけると思います。
海外では、クロスのつぎはぎが目立っても気にする人もほとんどいません。そんな感じで許容範囲の方にとっては気軽に貼り替えも可能だと思います。
いずれにせよ、知っておくのと知らないのとでは大きく変わるビニールクロスの仕上げ。リフォームを計画中の方に役立てば幸いです。
また、以前の記事で関連した記事を書いています。気になる方はぜひご参照ください。
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京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションにおいても京都特有の環境に注意が必要です。景観条例に代表される京都独特の法令があるからです。また狭小道路や狭小土地なども京都ならではと言っても良いでしょう。
地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことが皆さんの大きな安心へとつながることと思います。
この記事を書いた人

中川 高士:あまねこう代表
営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。
業界経験は28年を超える。
実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。
大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。
2023年に独立。
「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。
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