部屋をスッキリと魅せたい|家を建てる際のインテリアで気をつけるべきポイントを紹介 お部屋を見た時の第一印象、大切だと思いませんか。友達が遊びに来て「うわ!カッコいい!!」「ステキ!!」と言ってもらいたい。本音ではないですか。 京都市西京区で注文住宅・リノベーションを手掛ける「あまねこう」の中川です。建築工事の際に部屋をスッキリと見せる、魅せたいと思う人は大変多いと思います。 しかし実際には家具や小物のインテリアだけでは上手にはできません。注意すべきコツやポイントを紹介いたします。 このブログのポイント ・家具や小物だけではインテリアはスッキリしません。・部屋にある枠や材料を「線」として意識してみましょう。・意識した「線」を減らしたり細くしたり、機能を持たせて工夫してみることが大切です。 目次 家具や小物だけではインテリアはスッキリしない インテリア、すっきりと魅せたい人は多いと思います。好みのインテリア、部屋のコーディネート、悩ましいですね。家具や小物の色も統一感を持たせてもなんだかスッキリしない。そんな経験をしている人もいらっしゃると思います。 部屋の中に見える「線」を消すとスッキリする なんだかスッキリしないとお悩み中の方々に一つヒントを紹介します。住まいづくりの中でできる工夫は、 『できるだけ部屋の中の「線」を消す』 ということです。これをぜひお試しください。グッと引き締まったりシンプルになったりします。 部屋の中の「線」とは何か 線を消すというのは、部屋の中に見えるタテの線やヨコの線、そういったものが目に入らないように造作するということです。 例えば、窓の枠の厚みやドアの枠の厚み、そういったものまで丁寧に考えることが大切です。枠の厚みは「24mm」「25mm」なんて誰が決めたのでしょうか。 建材メーカーの既製品がそうなっているだけで、絶対にそれを採用しないといけない理由などありません。 窓枠やドアの枠の厚みに注意する|望むインテリアのために あまねこうでは20mmの枠を製作して設置したこともあります。どのようなものを選ぶか、という視点だけではなく、部屋全体でどのように見えるのかという視点も非常に大切です。 「線」は増やせても減らすことが難しい そうやって部屋の中に見えてくる線を少なくしていくと不思議なことにお好みのインテリア、部屋のコーディネートが完成します。 家が完成してしまうと、線を増やすことはできても、減らすことはできません。住まいづくり真っ最中の人は「線を減らす」。ぜひ活かしてみてください。 線の見え方を丁寧に考えてみる|好みのインテリアに近づく 画像のサッシの上をご覧ください。上枠が手前にも横にも飛び出しているのが判ると思います。 ここにカーテンレールを設置して横に引いて窓を完全にオープンにしたりする工夫です。よく見ると、この窓の枠はここにしかありません。見える「線」をこの横枠だけにしています。 見える「線」に機能を持たせる しかもその横枠にカーテンを吊るという機能、必然性を作っているので取って付けたようなこともありません。美しく納まっています。 このように部屋の中に見えてくる「線」を少なくしたり細くしたりするだけではなく、機能を持たせる、必然性を持たせることで無意識にそれが自然に目に入りスッキリと落ち着いて魅せることが可能になります。 まとめ|造作に工夫を凝らせばスッキリしたインテリアに インテリアは家具や小物、色だけで決まるものではありません。全体を見渡して、見えるものを「線」として捉えることで工夫ができることがご理解できたと思います。 インテリアコーディネーターにお願いすべきこと インテリアコーディネーターが横についてくれて打ち合わせをしてくれる会社も多くあります。素材や仕様、色だけを決めるのではなく、ぜひ室内で見える「線」に関してのお打ち合わせを依頼してください。 「線」の厚み、長さ、機能、その他丁寧にがんばってみてください。そうすればきっとお好みのインテリアが完成すると思います。 京都市で家を建てるなら地元の工務店へ 京都市で家を建てる場合、注文住宅でもリノベーションでも、景観条例などの京都独特の法律や規制があります。 その他にも道の幅がさほど広くない、隣家との間がほとんど空いていないなどやはり独特の環境問題も存在しています。 地元での経験が長く、工事経験の豊富な工務店を選ぶことは皆さんの大きな安心へとつながることと思います。 あまねこう代表のプロフィール この記事を書いた人 中川 高士:あまねこう代表 営業から現場管理までこなす建築マルチプレーヤー。実家は工務店。幼少より建築に触れながら育つ。大手ハウスメーカー、地域ビルダー、社員一人の工務店まで経験。営業マンからスタートし、それぞれの企業で事業マネジメントまで行う。2023年に独立。「愛犬家住宅コーディネーター」「ホウ酸施工管理技士」「空気測定士」など暮らしスタイルに必要な資格を活かし「家」ではなく「住まいづくり」というサービスの提供に力を入れている。 住まいづくりで悩む方々へ 「他社で質問しても今ひとつハッキリしない」「いろいろ勉強してからスタートしたい」いい家を建てたいなら、いい住まいづくりをしないと失敗します。 問い合わせる